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2010-08

翁人形とは~結婚式のマナー・しきたり~

翁人形(おきなにんぎょう)とは、
結納の時に用いられる品のひとつです。
翁とは男の老人を敬っていう言葉で
翁人形は縁結びの神として、
結納の他にも古くからお祝いの際には
欠かせない人形の一つで
金婚式や長寿のお祝いに贈られるものです。

老夫婦の人形で高砂の伝説にちなんでおり、
高砂人形とも呼ばれています。

高砂の伝説とは「世阿弥」作の初番目物・夢幻能で
相生の松によせて夫婦愛と長寿を愛で、
人世を祝うという大変おめでたい能となっております。

初番目物とは、江戸時代に
能の一日の5番立て番組編成で、最初に演じられるもの、
夢幻能とは現実の時間の流れにしたがって物語が進められる「現実能」に対し、
過去のある時点にさかのぼった能の作品です。
主人公は実在した人物でなく、伝説上の人物、神仏・精霊などが設定されます。

【高砂の伝説】
九州阿蘇宮の神官(ワキ)が播磨の国、高砂の浦にやってきた。
春風が吹くのどかな浦には松が美しい。 遠く鐘の音も聞こえる。
そこに老夫婦(シテとツレ)が来て、木陰を掃き清める。
老人は古今集の序を引用して、 高砂の松と住吉の松とは相生の松、
離れていても夫婦であるとの伝説を説き、
松の永遠、夫婦相老(相生にかけている)の仲睦まじさを述べる。

命あるものは全て、いや自然の全ては和歌の道に心を寄せるという。
ここで老夫婦は 自分達は高砂・住吉の松の精である事を打ち明け、
小舟に乗り追風をはらんで消えて行く。
神官もまた満潮に乗って舟を出し(ここで謡曲『高砂や…♪』 となる)、
松の精を追って住吉に辿り着く。
フリー百科事典「ウィキペディア」より

これにちなんで、「高砂の幸せ」をもたらす
翁人形とは夫婦の円満・健康長寿・無病息災の幸せをもたすといわれ
結婚祝いや還暦祝いにも、大変喜ばれているようです。

ちなみに相生(あいおい)とは
2本以上の木が同じ根から生え出ていることで
京都の下鴨神社の相生の木は
恋愛成就や、夫婦円満の神様として
祭られております。
転じて、夫婦が共に長生きする様のことも意味します。

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和装下着とは~結婚式のマナー・しきたり~

和装下着とは
和装(着物)の下に身に着ける
専用の下着のことをいいます。
和装を綺麗に着こなすためのデザインや
趣向を凝らした下着が数多く出ているようです。

体のラインをより強調するドレスとは異なり
着物を着る際には、胸、ウエスト、ヒップのラインは、
極力フラットなシルエットのずん胴型の体型にします。
そのため、着姿をより美しく見せることができます。
またこうすることで
着崩れもしにくくなり、一石二鳥ですね。

洋装と異なり、和装では胸を強調することはなく
かえって胸を押さえないと老けて見えてしまいます。

和装下着の中でも大活躍の
和装ブラジャーは、胸の膨らみを押さえ平らにしてくれます。
昔の「さらし」のような役割ですね。
衿合わせを安定させ、背筋を伸ばし、
着物向きの体型に補正するのに役立ちます。

着脱の際にも工夫がされており
フロント部分にファスナーが付いていて
容易に着脱でき、着物の着付け時に便利にできています。
挙式当日の衣装直しの際も便利ですね。

和装ブラジャーは形状が
いわゆるスポーツブラと似ており、
スポーツブラで代用する方もいらっしゃるようです。

ただ購入する際に気をつけたいのは
スポーツブラは誘う向けに作られてはいないので
ご自身であわせてみて
着物の衿ぐりからはみ出さないように
襟ぐりの大きなものを選びましょう。

またスポーツブラは運動をするときの
胸の揺れを防ぐために固定を目的としているため
胸を押さえて平らにするためには、
タオルなどで調整するなどのさらに補正が必要になるようです。

このほかに和装下着といえば
具体的には長襦袢(ながじゅばん)、
半襦袢(はんじゅばん)、肌着(肌襦袢)、
替え衿(かええり)、腰巻き、裾よけ(すそよけ)、
東スカート(あずまスカート)、ステテコ、和装ブラジャー、
和装ショーツなどが挙げられます。

最近では肌着と裾よけが一緒になった
着物スリップなどがあり、
最近の和装ブームに伴い
さまざまな種類の和装下着が出ています。

また男性用の和装下着には、
Vネックのシャツやステテコなどがあります。
(女性と比較するの種類は少ないようですが)

レンタル和装だとしても
直接肌に触れる下着は
ご自身で用意することになるので
事前に和服のデザインなどを考慮し
合わせて下着を準備しましょう。

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掛下帯(かけしたおび)とは~結婚式のマナー・しきたり~

掛下帯(かけしたおび)とは、
和装小物(※着物を着る際に必要な小物のことです。
例えば、懐剣、抱帯、笄、筥迫、末広なども含まれます。)
のひとつです。

打掛(うちかけ)の下に着る
掛下振袖に結ぶ礼装用の帯のことです。
一般の袋帯よりもやや細めのつくりとなっており
幅24~26㎝、長さはm~4m20cmのものが一般的です。

また打掛けのことを掻取(かいどり)とも呼び、
江戸時代では武家の女性が正装としてこの
掻取(かいどり)を着用していたそうです。

「掻取」という言葉は、
聞きなれない人も多いかと思いますが
掻取を着て歩いている人の
様子からこう呼ばれるようになったといわれています。

帯をしないで歩くと
着物の裾が地面についてしまわないように
着物を「かい取り」ながら歩かねばならないので、
掻取と呼ばれるようになったのです。

江戸時代では町人であっても
上流階級の夫人は縮緬を着用し
公家の夫人もこの掻取を着用して
外出をしていたようです。

掛下帯はやや細めで短い繻子総繍の丸帯
(女帯のひとつで、
戦前までは最も格式の高い第一礼装用の帯とされてました。
帯地を二つに折り、片側を縫い合わせたものとなっています。
金、銀を織り込んだ豪華な文様が特徴で
広幅地と呼ばれる普通の帯の倍幅で織り、
二つ折りにして帯芯を入れて仕立てるため
表裏ともに文様があり、片方にのみ縫い目があります。
最近では礼装用のみに用いられているようですが
袋帯がこれに代わっていることも多いようです。) となっているため
扱いやすく、締めやすいことも特徴と言えます。

打掛姿を厳かに、かつ品よく見せるため
文庫結びにすることが多く
帯地には白の唐錦や白綸子などが
よく使用されています。

もともとは江戸時代に武家の女性が礼装用に
用いていたものですが
現在では花嫁衣裳だけに用いられる特別な帯です。

もしも和装小物を購入されるのではなく
レンタルする場合には、
そのレンタル料金はけっして安価ではなく、
(むしろ高価な場合の方が多いようです。)
事前にしっかり業者へに確認しましょう。

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金包とは~結婚式のマナー・しきたり~

金包(きんぽう)とは、結納金の事を指します。
※別途「結納金」のページも併せて、ご参照ください。

結納金のなかでも、特に、男性からの結納金を「御帯料」と呼び、
女性からの結納返しは「御袴料」とも呼びます。

お金を入れる袋には「結納金」ではなく「御帯料」や「御袴料」と書かれていることも頻繁にあります。
「お金」とリアルにわかるよりも○○料、と書かれたほうがぼやかしている感じがあって雅といえるのかもしれませんね。

また、地方によっては「御帯料」は別名「帯結料」、特に、関西では「小袖料」と言います。
この関西式における金包は『小袖料』は結納において取り交わされる結納品目に含まれています。

結納返しである「御帯料」の金額はそれぞれの地方によって異なるようです。

関東では、結納金の半分を包んで返しますが、関西など全国的には結納金の一割を包むのが一般的です。
また、結納返しの一部を婚約記念品に当てることもあります。(高級時計や特別に仕立てた背広などが一般的)

このように大きく分けると関東式では結納金の半分を半返しに、
関西式では一割程度を返すようですが、しかし最近では多くの形式が出てきているよう。
そのため最近では、ご両家の話し合いをした上で、結納返しを省略し、新郎家が初めから半返し・一割返しの金包分を
差し引いて『御帯料』を納める場合もあるようです。

打ち合わせなしで、結納返しを省略し、男性が初めから半返し分を差し引いて御帯料を送る人もいますがこれを失礼と感じる方も多いようですので気をつけましょう。

※婚礼に関する慣習・しきたりは、九州・中国・四国・関西・東海・関東・東北・北海道など、それぞれのお住まいの地域やご出身地によって大きく異なることもあります。
とくに結納に関しては、地方ごとに様々なしきたりがありご結婚される当人だけの問題ではなく家と家の、ことにもなりますので事前にご両家で綿密な計画をされることでトラブルや行き違いを防ぐことをお勧めしております。

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2WAYドレスとは~結婚式のマナー・しきたり~

2WAYドレスとは
一着のドレスで二通りにアレンジできるタイプの
ドレスのことを指します。

基本のドレスにリボンや袖・襟、
オーバースカート等を
加えアレンジメントします。

例えばノースリーブのシンプルなドレスに
ボレロやジャケットを羽織るなども
アレンジメントのひとつの例です。

お色直しに時間がかからず、
それでいて、がらりと印象を変えることが出来るため
一着のドレスで挙式・結婚披露宴を通す場合や、
レストランウエディングなどにおすすめです。

一言で、2WAYドレスといっても
素材や使用はさまざまです。

例えば袖があるもの、ないもの(ノースリーブ)
スカートの丈が短かいもの、長いもの、
またデザインや素材が多種多様なことも特徴です。

こちらのページでは着丈や袖、素材、カラー、
それから細かいところでは
パーツごとにポイントをまとめましたのでご参考までに。

袖:ノースリーブのドレスや
ノースリーブのワンピースを着用の際は、
季節に応じたストールを巻くなどのアレンジを加えても○。

素材: シルクやサテンの素材が華やかな場面にはぴったり。
季節が冬であればベロアなどもよいですね。

カラー:新婦以外はホワイト、オフホワイトなどの
「白」やアイボリー、ライトの加減によってでも
白っぽく見える色は避けたほうが無難です。
黒いドレスは素材に注意、
年齢が高くなるにつれて
黒い無難なドレスの新婦の友人が多くなりますが
せっかくの結婚式を華やかに彩るためにも
新婦の友人などは多少若過ぎてしまうように見える色でも
この日ばかりは、新婦への餞(はなむけ)と思って
お祝いの気持ちを表すのもステキでしょう。

また全体的に昼の披露宴では、光る素材を使ったドレス・ワンピースや
露出の高いドレス・ワンピースは避けましょう。

夜の披露宴では、昼間よりも露出は許されますが、
他の来客が目のやり場に困るような
深すぎるスリットや空きすぎた胸元などは、考えものです。

またチャペルや神社など、
神聖な場所での肩出しや過度な露出は避けましょう。

他綿(コットン)やニットといった普段着に
使用される素材のものはいくらおしゃれなデザインでも不向きです。

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ウェディングマタニティインナーとは

ウェディングマタニティインナーとは、
おめでた婚(さずかり婚)の新婦が
挙式当日のウエディングドレスの下に身につける
下着のことで、よりドレスを美しく着こなすため、、
マタニティ専用に作られた専用の下着のことを指します。

ウエディングインナーとは、
挙式当日のウエディングドレスの下に身につける
下着のことで、よりドレスを美しく着こなすために
矯正下着となっています。
別名「ブライダルインナー」とも呼ばれていますが
そのなかでも特にマタニティの方向けに
特別につくられたインナーのことを
ウェディングマタニティインナーといいます。

マタニティの場合には挙式が何カ月目に挙げられるのか、
またお腹の出方も人ぞれそれで異なるため、
専門のインナーショップに相談するのがよいでしょう。

マタニティ専用に特別に工夫された肌着で
妊娠中のデリケートな肌にも心地良い素材や、
締め付け感の少ないデザイン・仕様となっているものが多く
なにかと母体にストレスのかかる結婚披露宴の際に、
直接肌に触れるものですから
よいものを選び、ストレスを軽減させましょう。

マタニティインナーは、通常ののインナーと
同じように見えても、機能や役割が大きく
異なり、体型をサポートして体への
負担やストレスを減らすとともに
お腹の赤ちゃんも守る役目もあるので
ウェディングに限らず推奨されていますね。

ちなみにウェディングインナーにも様々な
タイプもののが用意されており、
『ブラジャー』『ウエストニッパー』
『ガーターベルト』がひとつになった
『スリーインワン』と呼ばれるもの、
また『ブラジャー』と『ウエストニッパー』が
ひとつになった『ビスチェタイプ』などがあります。

美しいドレスラインは
バスト・ウエスト・ヒップのバランスと位置で
決まります。
ドレスとマタニティの都合を考慮し
最適なインナーを選ぶことが
当日の快適さをもたらしますね。

一般的な下着店で売っているものではありませんのでウエディングの衣裳をレンタル、
または買い取りなどされる際などに
一緒に下着を紹介してもらうのもよいでしょう。

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ウェディングインナーとは~結婚式のマナー・しきたり~

ウェディングインナーとは、挙式当日のウエディングドレスの下に身につける下着のことで、
ウェディングドレスよりを美しく着こなすための矯正下着となっています。
別名「ブライダルインナー」とも呼ばれています。

美しいドレスラインはバスト・ウエスト・ヒップのバランスと位置で決まりますが
もともと「ウエディングドレス」などに代表されるドレススタイルは、
欧米諸外国からの外来品のため日本人の体形にフィットしないことも多々あります。

この欧米型のドレスを日本人が美しく着こなすためには、
ドレス専用のインナーでドレスに合う体型に整えて美しく着こなせるように、
下着の各メーカーが趣向、工夫を凝らして販売しています。

また欧米とは大きく異なるの点ですが、
日本人はついつい出た部分(胸など)を隠し、着物を着る際に代表されるように、
ドレスを着る際でもタオルなどでお腹に詰め物をして着たりしてしまう場合があるようですが
欧米ではメリハリのあるプロポーションが理想とされ、当然ドレスもそのようなプロポーションの方が
美しく見えるようなデザインとなっています。

よく「ドレスは胸で着るもの」といわれ、胸の位置をより高くすることが
ドレスラインが綺麗に見えるコツのひとつです。

普段使用しているブラジャーやストラップレスブラでは、いくら機能がアップしていても
なかなかバストアップがしにくく、本当に美しいシルエットは作れません。
やはり専用のインナーでしっかりとバストを支える必要があります。

もしも体のラインが整わないままウェディングドレスを着用してしまうと
しわがよってしまうなど、綺麗に着こなせなくなってしまいます。
特にバストからウエストラインにかけては、しわが寄りやすくゲストの目にも入りやすいので
注意しましょう。

専用のブライダルインナーにも、いろいろな形がありますが、
ブラジャー、ウェストニッパー、ガーターベルトなどがひとつになったスリーインワンタイプや
ロングブラジャーとウェストニッパーの分かれているセパレートタイプ、
ガードルやフレアパンツなどがあります。

補整、矯正下着と言っても、必要以上に身体を締めつけるようなものではなく、
文字通り足りない部分をインナーで補うことです。
無理に体に合わないものでは、披露宴中に気分が悪くなる恐れも・・・。

必ず試着をして、サイズと着心地を確かめた上で、ご自身の体系とドレスに合ったものを選びましょう。

下着ですので、レンタルはできず、買い取りがほとんどですが、
ウェディングドレスとは違って結婚式の後も後も使用することができますので、
(またそのような趣旨で汎用的に使用できるよう誂えたウェディングインナーも多数出ています)
新しくご用意されるのがおすすめです。

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華燭の典とは~結婚式のマナー・しきたり~

華燭の典とは、結婚式における独特の言い回しで、
「華やかな結婚式」のことをお祝いして呼ぶ呼称です。
婚礼の儀式における席上の華やかな灯火、という意味があります。

「華燭」とは、もともと「華やかな灯火」という意味のある言葉です。

この「華燭の典」という言葉の由来は中国で、
かの有名な著書、「漢書」の編集者でもある班固の詩「西宮譜」の文中において
「華燭」という言葉が「華やかな宴」という意味で使用されていたようです。

他にも、明時代の短編小説集「剪燈夜話」の文中では「華燭の会」の意味として
「華やかな」「結婚式」という意味でここで初めて結婚式にかかる修飾語として
使われていたようです。

中国では樺の灯火を『華燭』とも言い、途中で消えることがない、ということから
縁起が良いと考えられているようです。
風水を重んじ縁起を担ぐことが大事と考えられている中国らしい考え方ですね。

このように最初は広く華やかな宴会を指す言葉が、次第に「結婚式」における華やかさを表わす
言葉として使われるようになったようですね。

日本では、『華燭』は、「会津絵ろうそく」のことを指していました。
江戸時代では最高級品とされ、婚礼などの冠婚葬祭用のろうそくとして使用されていました。
いまでも会津伝統工芸品の1つで、漆器とともに会津を代表する名産品、
1本1本に職人技が感じられる鮮やかな装飾が特徴的です。

会津絵ろうそくは、会津の領主 芦名盛信(あしなもりのぶ)公により始められ、
以後 蒲生氏郷(がもううじさと)公、保科正之(ほしなまさゆき)公に引き継がれて、
主に武家社会で特別な時だけに珍重(ちんちょう)されたといわれています。

和紙に灯芯(とうしん)を巻き、蝋液(ろうえき)に数十回ひたして形をととのえ、絵筆で可憐な花柄が描かれています。

現代では美術工芸品としての要素が強く、婚礼のほかに、仏事・婚礼で愛用されています。
仕上げにはもう一度、蝋液をかけ、光沢を出すなど大変手間のかかる一品のようです。

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留袖とは~結婚式のマナー・しきたり~

留袖とは和服(着物)のひとつで「既婚」の女性が着る和装のなかで最も格の高い礼装(第一礼装)のことを指します。
江戸褄と呼ばれることもあります。(後述)
これは西洋のイヴニングドレスに相当します。こちらで、花束贈呈時など実際のお客様の挙式時の様子がごご覧頂けます。

留袖

着物の生地の色によって呼び名が変わり、
地色が黒い色のものを『黒留袖』、
黒以外の地色のものを『色留袖』、といいます。

色によって「格」が異なるわけではなく、色留袖も黒留袖も同格の礼装として扱われます。
主には慶事に着用されることが多く、裾に施される模様は『松竹梅』などの縁起のよいデザインが
多く用いられます。

また、それに合わせて刺繍も金銀箔など豪華な素材が用いられています。
また『留袖』は、裾部分と袂の下の部分だけに模様があることも特徴のひとつです。

留袖(着姿)山水絵の留袖

留袖の由来は、江戸時代に若者が着用する振袖の長い袖を
結婚後には、留めて短くし、身八口を縫い留める習慣があったことからのようです。
ここから「留袖」、イコール、「既婚女性の礼装」と言う意味に転じたといわれています。

現在「留袖」と言われているのは、江戸褄(えどづま)と呼ばれる
下半身部にのみ模様の入った着物のことを指します。
また八掛(裾回し)は「無垢仕立て」と言って必ず、表と同じ生地を用いて仕立てられます。

結婚式などに既婚の女性の中でも特に親族の女性が身につけることが多い「黒留袖」は
背中・両後ろ袖・前胸元の五箇所に家紋が入ります。

黒以外のものは「色留袖」と呼ばれ
家紋の数は着用の目的などにより五つに限らず三つ紋・一つ紋などの数が少ないものもあります。

余談ですが、旧来より宮中では黒は喪の色とされているため、黒留袖は用いられず色留袖が用いられています。
皇族の方が留袖をお召しの場合や、一般の者でも叙勲の受賞などで宮中に参内する場合は
黒ではなく、色留袖を着用するのが慣例になっています。

結婚式では親族以外のゲストの和衣装や、祝賀行事用の礼装では『黒留袖』ではなく
一般的には『色留袖』が着られることが多いようです。

昔は留袖を仕立てるということも多くありましたが、最近ではレンタルが充実しているので、
レンタルを利用される方が多いようです。
レンタルだと、毎回違う柄が選べる他、お手入れが不要などの利点もありますね。

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アスコットタイとは~結婚式のマナー・しきたり~

アスコットタイとは、新郎・新婦の父親やご兄弟が着用する「モーニングコート」や
男性の昼の正礼装とされる「フロックコート」などを着用する際に合わせられるネクタイのことを指します。

フォーインハンドタイ以前より使われてきたアスコットタイは、
クラシカルなフォーマル感をスタイリングできる結び方のひとつです。

結んだ時にスカーフのように見える長く幅の広いネクタイのことを指し、
結んだ形が「蝉(せみ)」に似ているということから別名「蝉形ネクタイ」とも呼ばれています。

アスコットタイの名前は英国の競馬場アスコットにちなんだもの。
時の女王、アン王女の命により格式と由緒を誇る競馬が、
バークシャー州アスコットヒースの競馬場で始まりました。
ここに集う紳士達が好んでフロックコートの襟元に飾ったためアスコットタイという名称が使われるようになりました。

「アスコットタイ」を着用する際は、真ん中の部分を「スティックピン(長い針状のピン)」を用いて留めるようになっています。

また、シャツをウィングカラー・ネックウェアをアスコットタイにする事で、更にフォーマルになります。

平服を指定された場合など場合で、フォーマル感を少し削りたい場合にはアスコットタイを色ものに変えたり、結び下げのネクタイにすることでフォーマル感をダウンさせることができます。

元々アスコットタイは、スーツが3ピースで着られていた頃に生まれたものなので
スーツ、ベストと共に合わせるようにしましょう。

日本のウェディングにおいては主に、新郎・新婦の父親のモーニングでそのようなネクタイを使用することがあります。

結び方はまずアスコットタイの左端が上になるように、両端を重ね左の端を右下からアゴ側に通します。
次に通した方ではない端でループを作り、先ほど通した方の端を、ループの下から中へ通します。
最後に両端を引っ張ると結び目が出来るのでこれを広げて形を整え タイの両端を交差させ、
ふっくらなるように形を整えてからピンで止めます。

慣れていなければ、式場の美容師の人などにお願いし、しっかりと直してもらうと良いでしょう。

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