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2010-08-30
翁人形とは~結婚式のマナー・しきたり~
- 2010-08-30 (月)
- 結婚式のマナー・しきたり
翁人形(おきなにんぎょう)とは、
結納の時に用いられる品のひとつです。
翁とは男の老人を敬っていう言葉で
翁人形は縁結びの神として、
結納の他にも古くからお祝いの際には
欠かせない人形の一つで
金婚式や長寿のお祝いに贈られるものです。
老夫婦の人形で高砂の伝説にちなんでおり、
高砂人形とも呼ばれています。
高砂の伝説とは「世阿弥」作の初番目物・夢幻能で
相生の松によせて夫婦愛と長寿を愛で、
人世を祝うという大変おめでたい能となっております。
初番目物とは、江戸時代に
能の一日の5番立て番組編成で、最初に演じられるもの、
夢幻能とは現実の時間の流れにしたがって物語が進められる「現実能」に対し、
過去のある時点にさかのぼった能の作品です。
主人公は実在した人物でなく、伝説上の人物、神仏・精霊などが設定されます。
【高砂の伝説】
九州阿蘇宮の神官(ワキ)が播磨の国、高砂の浦にやってきた。
春風が吹くのどかな浦には松が美しい。 遠く鐘の音も聞こえる。
そこに老夫婦(シテとツレ)が来て、木陰を掃き清める。
老人は古今集の序を引用して、 高砂の松と住吉の松とは相生の松、
離れていても夫婦であるとの伝説を説き、
松の永遠、夫婦相老(相生にかけている)の仲睦まじさを述べる。
命あるものは全て、いや自然の全ては和歌の道に心を寄せるという。
ここで老夫婦は 自分達は高砂・住吉の松の精である事を打ち明け、
小舟に乗り追風をはらんで消えて行く。
神官もまた満潮に乗って舟を出し(ここで謡曲『高砂や…♪』 となる)、
松の精を追って住吉に辿り着く。
フリー百科事典「ウィキペディア」より
これにちなんで、「高砂の幸せ」をもたらす
翁人形とは夫婦の円満・健康長寿・無病息災の幸せをもたすといわれ
結婚祝いや還暦祝いにも、大変喜ばれているようです。
ちなみに相生(あいおい)とは
2本以上の木が同じ根から生え出ていることで
京都の下鴨神社の相生の木は
恋愛成就や、夫婦円満の神様として
祭られております。
転じて、夫婦が共に長生きする様のことも意味します。
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